「雪女」ご感想
遥さんは華があり、とてもステキでした。
私も心の中で雪をたくさん降らせました。雪って何て不思議なんでしょう。とても鮮烈なイメージを刻みつけられました。
舞踊の公演は初めてでしたが、所作が美しく迫力がありました。親子の別離のシーンでは、思いがけなくも涙が出てしまいました。自分でもまさか泣くとは思っていなかったので、驚いてしまったのですが、親子の情愛の深さが胸を打ちました。舞踊って奥が深いですね。
素晴らしかった。ストーリーの展開にアイデアがあり、踊りに見とれました。
スタッフにも恵まれ、緩急簡潔にドラマが進行、可愛く、美しい舞姿を堪能しました。
小泉八雲が描いた「雪女」のその後を創作し、具体的な表現として物語を展開させるという発想の素晴らしさに驚嘆してしまいます。
そして表現された舞台の構成力は観客全ての心と身体を魅了する世界でした。
限られた時間の中で“華のある時空”を出演者の皆様のアンサンブルで見事に花を開かせたという波動が伝わってまいりました。
現代音楽の曲調でありながら、舞台上の振付け構成とピッタリ共調する音楽は、特に印象深いものがありました。伝統に光を当てながらも、現代を見据えていらっしゃる遥さんの豊かな感性が際立った公演でした。
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